エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

若い時は自己投資を!という言葉には危険な香りがする。

自己投資という言葉がちょくちょく目に留まります。

自己投資を推奨する言い分はこんな感じ。

若くて資金が乏しい人は小額投資しても意味がない!自己投資すれば所得を上げられる!だから自己投資しよう!

言っていること、間違いではないです。はい。

ですが、誰にでも当てはまることじゃないことには注意が必要。強烈な生存バイアスがかかっていることは間違いない。

自己投資自体はいいことですが、こういう主張とセットで目にする月給三桁万円!となるのはごく限られた人だと思います。

能力、考え、モチベーション、耐性など、みんなが同じではないので同じことしても同じ結果にはならない。始めた時期や運もあるでしょう。

自己投資よりも株式投資(ファンド)の方が、まだ生き残る確率が高いのでは?これ、私の完全な主観。

株式投資も始めた時期、耐性(リスク許容度)によって成功or失敗はありえますが、少なくとも長期でインデックス投資に取り組めば、市場平均のリターンを得る可能性は高いそれを自己投資で得られる(と期待される)リターンと天秤にかけて、どちらがいいかを判断。

私は投資の方がリターンを得られる可能性が高いと考えています。

私はあるとき会社を辞めて、完全に別の職業に就くため、とある学校に入学しようとしたことがあります。これはまさに自己投資です。入学金と初年度の学費(しめて100万円超!)を支払ったのですが、とある事情で入学を取り下げました。取り下げずにそのまま進んでいたらこのコロナ禍で悲惨な状況になったことは確実

その一方で今取り組んでいる株式投資は絵に描いたように順調。運の要素も含まれているでしょう。

そんな経験があるので、自己投資!という言葉を見るとどうしても疑いの目で見てしまう

経験がない人からしたら株式投資も同類に見えるかもしれない。今のところ、私の中では自己投資よりも株式投資の方に軍配が上がっています。

どちらの投資(自己or株式)を選ぶにしろ、両方とも選ばないにしろ、その判断の結果は自分の責任。

自己責任って厳しいですけど、自分で判断した方が自分の人生を自分でコントロールしている感覚があるので、結果がどうあれ受け入れられる(受け入れるしかない)と思っています。

その結果に納得はできないかもしれないけど。

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