Yahoo!ニュースに出ていました。
このコロナ化であっても資産を順調に増やしているとのこと。
富める人がますます富んでいく資本主義の残酷な一面。資産を増やせたのは金融商品を保有しているからなんですよね。増えたことばかりが強調されて報道されますが、1年前のコロナショック時にはそれ相応の評価損のはずです。リスクをとっているからそれに応じたリターンを得ています。
金持ちばかりが優遇されているとよく指摘されていますがもはや株式投資は特別なものではありません。誰でも少額からできる環境が整っています。やるかやらないかは本人次第です。投資による損失も、投資をしない選択をして本来期待できる利益を放棄するのも自己責任。厳しい世の中になってきたような気がします。
この1年で金融商品を持っているかどうかで資産がどう増えていくのか、簡単なシミュレーションをしてみました。前提は以下です。
・資産総額は1,000万円。
・今後1年間、毎月5万円のキャッシュが積み上がる(貯金のみ)。
・インフレは除外、貯金の金利はゼロ、株式の年トータルリターンが50%。
・Ａ：貯金のみ、Ｂ：500万円を株式で保有、Ｃ：1,000万円すべて株式で保有。
・株式の追加投資はしない。
※直近1年でVTのトータルリターンは56%。上記前提は大外しせず。
この前提で1年後の3ケースの資産を計算すると以下のとおり。
・A：1,000万円 → 1,060万円（+6%)。
・B：1,000万円 → 1,310万円（+31%)。
・C：1,000万円 → 1,560万円（+56%)。
資産総額が同じであっても株式を保有しているかどうか＆保有比率によって1年後の資産に大きな差が生じています。もちろん下落すれば逆の結果になりますが投資をする方が長期的には資産を増やせるはずです。私はそう信じて資産運用をしています。
2014年発売で少し古いですがリスクに関する面白い本があります。
連休にでも読み返して改めて書評を書きたいと思います。
