エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

ノウハウを開示するか否か

業務を通じて個々人が得られたノウハウをどう扱うか。
自分だけのモノとするか、みんなで共有するか。

仕事の進捗が思わしくありません。仕事の進め方の型が全くないからです(標準化されていない)。マニュアルなんぞ揃っておらず「〇〇さんに聞くと分かるよ」というものばかりで、確認しているだけで一日が終わっていくような。。一日が終わるころには徒労感いっぱいで白目剥いています。

社内を見回してみるとノウハウへの考え方が2パターンに分かれています。

1.ノウハウは文書化して共有した方がよい。
2.背中を見て育て(ノウハウなんぞ教えない)。

社内では後者の割合が多い印象です。「これは俺しかできない業務!」と囲っているような印象。やりたければ見てノウハウを盗めという昭和スタイル。時代は令和なのに。若手でもこれに当てはまる人がチラホラいます。

私は前者です。誰でもできる状態にして、自身の業務負荷を極力下げたいからです。負荷を下げて空いた時間を、私が心底やりたいと思っている技術の追求に割り当てたい!  ※私はエンジニア職です。

ただ問題はどうやってノウハウの共有するかです。日々の業務遂行と並行しながらマニュアルを作るような余裕はなく。仕方がないので、ちゃんとした文書化をするのではなくメモ書き(手書きやパソコンのベタ打ち)をひたすら残して、質問されるたびに「これを見てやってみ」と伝えています。ありたい姿からはだいぶ遠いですが口頭伝承よりはいいかなと。何らかの形に残っていますので。

どっちのスタイルが正解というものはなく一長一短あると思っています。私が推している共有の話も、人によるのですが背景や前提条件を理解せずに「こうすりゃよい」と盲目的になる人もいましてそういう面では時間がかかっても自分の頭で考え抜いていく昭和スタイルの方が(時間があれば)よいとも言えます。

組織運営って難しいんだろうなと心底思います。

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