エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

無くなってもいいお金などない

投資は無くなってもいいと思う金額で。
よく見る文言ですが、無くなっていいお金なんてあるんだろうか。

恐らく、正しくは無くなってしまっても日常に影響を及ぼさないお金(金額)、という意味合いなんだろうなと思っています。文字どおり、無くなってしまっていいお金なんてものは私にはありません自販機下に100円玉を落としてしまった場合でも悶えてしまうというのに。消費することでお金が無くなる(減る)のは構いませんが、何もせずにお金が無くなる(落とす、証券が紙くずになる等)のは苦痛でしかないですね。

投資にあてられる額はリスク許容度と関係しています。

1円たりとも元本を割り込むことが耐えられない人は、投資をしてはいけない人です。株式は相場が悪いと1年で半分~1/3程度に下落することを踏まえれば、どの程度の金額を株式投資に割り当てられるのかを逆算できます。

・10万の評価損でもOK。   → 投資額は15~20万
・100万の評価損でもOK。 → 投資額は150~200万

投資を始めた時点では何故かこの考え方を理解できておらず。インデックス投資をしているにも関わらず「最悪の場合は投資額がゼロになる。。。」と思っていました。勉強不足ですね。リスク・標準偏差のとらえ方を理解できてからは、徐々に投資金額を増やしていき、今に至ります。-3σに相当する暴落が起きたら酷い評価損に見舞われる状態になってきています。そんなアセットアロケーションになっていますので。 

ただ、生活防衛資金もある程度確保しているので、大暴落が起きても日常生活には影響を与えません(精神的に耐えられるかは別の話)。生活防衛資金がある上で、残業や賞与がなくても生活できるレベルに支出を抑えていますので。かつてリーマンショックの時に賞与激減を経験してから、生活水準を上げることに非常に恐怖を感じており、年収が増えようが生活水準は昔から低いままです。みんながみんなこんな風に消費を抑える生活をしていると経済が上向かないんですけどね。。。

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